シトロエンは1日、『C4ピカソ』と『グランドC4ピカソ』の改良モデルを、30日に開幕するパリモーターショーに出品すると発表した。
C4ピカソは、『C4』のシャシーをベースに開発された2列シートのMPV。その3列シート版が、グランドC4ピカソだ。日本ではグランドC4ピカソが、C4ピカソのネーミングで販売されている。
デビューから約3年を経た今回の改良では、フロントのフェイスリフトを実施。LEDデイタイムランニングライトが組み込まれたバンパーや、シトロエンの新ロゴマークが目を引く。リアは、テールランプのデザインが変更された。
欧州向けのエンジンには、最新世代のターボディーゼル、「HDi」ユニットを用意。アイドリングストップやブレーキエネルギー回生システムを導入した「e-HDi」仕様も設定され、環境性能をいっそう高めている。
新しいC4ピカソとグランドC4ピカソは、年内に欧州市場で発売。生産はPSA(プジョー・シトロエン)のスペイン工場が担当する。