太陽電池を搭載したバス 三洋電機と両備グループが共同開発

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三洋電機と両備グループは、太陽電池を搭載した未来型バス『SOLARVE』(ソラビ)を共同開発した。太陽電池を搭載した大型バスは世界初。

ソラビの車名は「ソーラービークル」の略。両備グループは創立100周年を記念して2台のコンセプトバスを導入する。このうち1台は、今年7月16日に公開したクラシックなデザインの「さいバス」で、三洋電機のポータブル空間清浄器で、車内空間の除菌や消臭で清浄化する「エネループ・エアフレッシャー」5台を搭載した。もう1台が今回の環境未来型ハイブリッドバスのソラビ。

ソラビには、三洋電機の420Wの高効率HIT太陽電池と、薄型で丸い角などの形状加工に優れた378Wのアモルファスシリコン太陽電池アモルトンをバスの屋根に搭載する。日中の太陽光のエネルギーを電気に変え車内の照明用LED電灯の電気として使用する。クリーンエネルギーを有効活用することで、燃費の低減も図れる。車内LED照明は無日照時でも約9時間の連続点灯が可能。

また、さいバスと同様、エネループ・エアフレッシャー5台搭載する。

《レスポンス編集部》

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