千葉市の幕張メッセで開催中の「トミカ博 in TOKYO」で21日、会場内ステージで「トミカ40周年でっかい子ども大使」に任命されている“ぐっさん”こと山口智充さんが来場し、トークショーが行なわれた。
タカラトミーのダイキャスト製ミニカー『トミカ』は今2010年、誕生40周年を迎え、会場には歴代のトミカが年代ごとに展示されたり、子どもたちがゲームなどに参加できるアトラクションコーナーなどがある。
ステージに登場した山口さんは、小さいときからトミカが大好きで、現在も約200台以上所有する。自分の子供と一緒にトミカ博にも来場したこともあるという。
今回も、アトラクションである、好きなパーツを選んでオリジナルトミカを作る「トミカ組み立て工場」に挑戦し、インストラクターから認定証を授与された。ステージでは、その組み立てたトミカを観覧の子どもにプレゼントした。
そして「でっかい子ども大使」として、来年春に発売予定の、自らプロデュースしたトミカの企画『職人車』を紹介。「自分で企画書を持ってタカラトミーさんに提案しに行ってきました。今回夢が実現して、企画を採用していただくことになりました」。
そして自分の手で書いた企画書を会場に持ってきて説明した。「コンセプトは『職人車』です。一生懸命働いている職人が乗っている車が好きなんです。独特な存在感を出し続けている。完全な新車というより、ずっとがんばって働いている車の魅力を伝えたいと思います」
ステージでは、ぐっさんから子どもたちへのメッセージを得意の毛筆でしたためた。メッセージは「夢と想像力」。
「“夢と創造力”はすごく大切だと思っているからです。そもそも僕はトミカで、例えば、たたみのへりを踏み切りにしてみたり、駐車場はココと決めてみたり、自分でイメージを膨らませて遊んでいました。僕はトミカから“夢と想像力”を教えてもらいました」
トミカ博 in TOKYOは29日まで開催。会期最初の休日にあたる21日は約1万4000人が来場した。