【マツダ プレマシー 新型発表】ドライバーズカーからみんなのクルマへ

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7月1日より販売を開始した新型マツダ『プレマシー』。「NAGARE」デザインを採用したインパクトある内外装と並んで今回、大きく見直されたのが「走行性能」だ。新型の開発にあたり掲げられたコンセプトは「走りの統一性」だったという。

先代のプレマシーは、マツダブランドのコンセプト“Zoom-Zoom”に則り、「スポーティな走りができるミニバン」をめざし開発された。欧州テイストを感じさせるデザイン、小柄ながら3列シートという特徴もあいまって多くの支持を受けた。だがいっぽうで、多人数乗りミニバンならではの快適性という点に課題が残っていたのだという。「運転していて楽しいクルマ」から「みんなが快適に楽しめるクルマ」づくりへの転換が求められた。

プログラム開発推進本部の松岡英樹主査は新型の走りについて、「先代は高速安定性や、コーナリング時などでの乗員の揺さぶられ感に課題がありました。そこで新型では、『軽快で楽しい走行性』を乗員みんなに感じてもらえるように、減速から旋回、加速へのGのつながりを滑らかにし、統一感のあるつながりを持たせようとしました」と語る。

ポイントのひとつであるアクセルについては、「極端に言うと先代では、ちょっと踏むだけで最大Gがかかるようなセッティングだったが、これをアクセル開度に応じてリニアにトルクが出るようにしました」(松岡氏)。

またステアリングについても、コーナーなどでステアリングを切る場合に、切り始めは軽く、そして徐々にしっかりと手応えを感じられるようなセッティングを施したのだと言う。これらにより横Gに対する応答遅れを改善し、滑らかに途切れない走りを実現した。

さらに高速安定性の面も含め、大きな開口部を持つスライドドアやテールゲート回りの剛性を向上、これに加え車体前後のリフトバランス(空力)を均一にすることでスムーズかつリニアな走りを実現している。こうした取組みにより、様々なシーンでの揺さぶられ感を抑える事で、乗員の身体への負担を大幅に低減することに成功したのだという。
《宮崎壮人》

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