BMWグループは14日、今年上半期(1~6月)のラテンアメリカ地域におけるBMWとMINIの合計新車販売台数が、前年同期比85%増の9685台となったと公表した。
ブランド別の内訳は、BMWが前年同期比80.6%増の8478台、MINIが123.5%増の1207台だ。
BMWの国別販売実績は、ブラジルが前年同期比131.4%増の4240台と牽引。アルゼンチンが75.1%増の1972台、コロンビアが57.4%増の1020台、チリが76.5%増の835台、パナマが57.7%増の369台と、いずれも大幅な伸びを記録した。
車種別では、『3シリーズ』が前年同期比51%増の3029台をセールス『X5』は21%増の589台、新型『X1』は1425台を売り上げている。
BMWグループのイアン・ロバートソン販売担当取締役は、「ラテンアメリカ地域の成長は目覚ましい。世界で最も急成長を遂げた市場のひとつ」とコメント。BMWグループラテンアメリカ&カリビアンのガーナー・フォルマーCEOは、「今年後半には新型『X3』やMINI『カントリーマン』を投入する」と、さらに攻勢を強める構えだ。