日産自動車の関連会社であるオーテックジャパンは、フルモデルチェンジした新型『マーチ』をベースに、カスタムカー「ボレロ」を設定した。
ボレロは1997年に2代目(K11型)から設定、3代目(K12型)に続いて新型マーチにも設定する。ボレロは「エレガント」をテーマに内外装をトータルコーディネートした。
外観は、フロントグリルに、メッキ加飾をあしらったメッシュデザインを採用したほか、丸みを帯びたデザインの専用フロントバンパーや専用アルミホイール、専用エンブレムを装着して、ノーマルと差別化した。
インテリアでは、シート生地にワインカラーを基調としたボーダー柄を採用した。専用フィニッシャーはワインカラーをベースにしながら、光をすりガラスに通したような陰影を表現したフロスト柄とした。本革巻3本スポークステアリングやオゾンセーフフルオートエアコンなども採用した。
アンシャンテ助手席回転シートは、簡単な手動操作で助手席を車両の外側に回転することで、車への乗り降りが容易にできる車両。助手席回転シートは新開発のユニットとし、新型マーチのシートをそのまま採用した。
オーテックはボレロと同時に福祉車両のライフケアビークル「アンシャンテ助手席回転シート」を設定、ボレロは7月13日から、アンシャンテ助手席回転シートは2011年1月から発売する。