日立オートモーティブ、納入遅延---米国日産や日産以外のメーカーにも影響

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日立オートモティブシステムズが、自動車用エンジンシステムの主要機器であるエンジンコントロールユニット(ECU)の生産に、納期の遅延が発生すると発表した。同社は日産自動車、ホンダ、富士重工業の3社にこの部品を納入している。

日立オートモティブシステムズによると、ECUの主要部品として調達しているカスタムICの一つに納期遅延が発生しており、自動車メーカー向けに納入するECUの納期も遅れることになった。

日産は栃木、追浜、九州工場と日産車体の九州工場で14日から3日間、生産を停止する。また、米国工場も生産停止に追い込まれる可能性がある。ホンダ、富士重は影響を調査中だが、生産は継続できる模様。

9月末でエコカー補助金が打ち切りとなるため、市場では駆け込み需要が発生しており、この時期の生産停止による納車の遅れは大きな痛手となりそうだ。

《レスポンス編集部》

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