盗んだクルマを分解、ネットオークションで販売 3人逮捕

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北海道警は6日、盗難したクルマを部品レベルまで分解し、高値で売れるエンジンなどをインターネットオークションに出品していたとして、北海道函館市内で自動車修理工場を経営する34歳の男ら3人を窃盗容疑で逮捕した。

北海道警・札幌白石署によると、逮捕された3人は2008年8月から2010年2月に掛けての期間、札幌や函館にあるアパートやマンションの駐車場に侵入。駐車されていたスポーツタイプの乗用車を盗んでいた疑いがもたれている。確認できているだけで28件(未遂2件含む)の事件に関与し、被害総額は約4600万円に達するという。

3人は盗んだクルマを部品レベルまで分解。エンジンやトランスミッションなど、高額で転売できるものをインターネットオークションに出品。車体などは鉄くずとして流通させていた。オークションでは自らの会社名を名乗り、入札者を信用させていたとみられる。

調べに対して男は「会社の経営が厳しくなったためにやった」などと供述しているようだ。警察では余罪があるものとみて、3人を厳しく追及している。

《石田真一》

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