アウディは8日、今年上半期(1~6月)の世界新車セールスの結果を明らかにした。総販売台数は過去最高の55万4950台。前年同期比は19.1%増と、大幅に増加した。
市場別では、西欧エリアが前年同期比5.9%増の31万9450台。インセンティブ終了を受けて、地元ドイツが5.1%減の10万8113台と落ち込んだ。しかし、英国は21.5%増の5万6737台、イタリアは5%増の3万1714台、フランスは4.9%増の2万6138台、スペインは17.4%増の2万3531台と好調だ。
アジアパシフィック地域では、前年同期比56.8%増の13万5300台をセールス。このうち、中国(香港を含む)が64.3%増の10万9887台と、過去最高の販売台数となった。また米国でも、28%増の4万8440台と売れている。
アウディの今年上半期(1~6月)世界販売は、前年同期比19.1%増の55万4950台と過去最高。アウディのピーター・シュワゼンバウアー販売担当取締役は、「上半期は予想を上回る販売実績。米国では初の年間10万台超えを狙う」と、コメントしている。