トヨタ、北米品質評価拠点を本格稼働

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トヨタ自動車の米国法人、米国トヨタ販売は8日、品質評価のための拠点、「プロダクト・クオリティ・フィールド・オフィス」を、北米7都市で本格稼働させると発表した。

このオフィスは2009年後半、ニューヨークで試験業務を開始。成果を上げたことから、今月からサンフランシスコでも業務をスタート。さらに今後1年以内に米国内で3か所、カナダで2か所の合計7拠点で、品質向上に向けた活動を展開していくことになった。

業務の内容は、北米エリアで販売するトヨタ車とレクサス車に関して、実際の使用状況を分析し、気候や地理的特性なども考慮しながら、品質を評価するというもの。例えば、ニューヨークでは冬の寒さが厳しい状況下での品質を、サンフランシスコでは販売台数が多い『プリウス』などハイブリッド車の品質を中心に評価を行う。

トヨタモーター・エンジニアリング&マニュファクチャリングのDino Triantafyllos副社長は、「現地主義を徹底させ、顧客の要望に迅速に対応するための取り組み」と、その狙いを説明している。

《森脇稔》

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