東京商工リサーチが発表した6月の全国企業倒産状況によると倒産件数は前年同月比19.2%減の1148件となった。これで11か月連続でマイナスとなった。
負債総額は同40.5%減の2838億4600万円と、5か月連続で減少した。
原因別では不況型倒産の構成比が83.6%となり、過去2番目の高い比率を占めた。従業員被害人数は同44.8%減の6903人となり、18年9か月ぶりに7000人を下回った。
法的倒産件数は81.1%と、過去最高となった。負債額が10億円以上は同44.9%減の49件となり、5か月連続で50件を割り込んだ。