【マツダ プレマシー 新型発表】時代にあったスマートな選択

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プレマシー新型
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マツダは1日、すでにジュネーブショーで国際発表されていた3代目となる『プレマシー』を、日本でも発表した。

新型プレマシーを開発するにあたって、まず2代目プレマシーの強みを探るべくプレマシークラス・インテンダー(プレマシークラスを次に欲しいと考えている人)を対象に調査を行った。

調査では、ドア形式に、圧倒的にスライドドアが欲しいという結果であったという。また、従来型プレマシーに採用している6+1というシート方式のコンセプトについても、使い勝手での評価が非常に高い結果であった。

これら従来型の評価について、プログラム開発推進本部の松岡秀樹さんは「機能性において評価が高い。また、非常にスポーティなスタイルと、ファンtoドライブであるというエモーショナル性でも評価が高い。これらが高次元でバランスされているのが従来のプレマシーの強みであるということが分かったのです」という。

そこで、「新型では従来型の強みを財産としてさらに磨きをかけて、より進化をさせて行こうというのが基本的な考え方」と語る。

最終的に新型プレマシーが目指したゴールとして、商品コンセプトは「“時代にあったスマートな選択”ということを掲げました。この狙いはユーザーのあらゆるニーズに1台で応えられるファミリーカーを目指そうという考えです」という。

新型プレマシーのキーバリューは4つあるという。「1つめは魅了するデザイン。そして考え抜かれた機能性。3つめに上質で気持ちの良い走り。それから環境へのやさしさ。特徴的な“NAGARE”デザインを取り入れたエクステリアデザインとともに走りの楽しさと快適性を凝縮したクルマとして創り上げた」と松岡さんは語った。

車両本体価格は179万9000〜231万4000円。月間販売台数は1800台を計画している。なお4WD車は8月上旬の発売予定だ。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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