東日本高速道路(NEXCO東日本。千代田区)は28日、定時株主総会で新しい取締役と監査役を選任。会長と社長を兼任するトップを中心とする新執行部体制がスタートした。取締役4人の中で、新任は代表取締役会長兼社長佐藤龍雄氏(63)のみ。他の3人の役員は再任。監査役3人の中では2人が新任された。佐藤氏は、専務・常務など従来の役員制を廃し、取締役を執行役員制とした。新役員とその担当業務は以下の通り。●代表取締役会長兼社長 佐藤龍雄最高経営責任者(グループCEO)●取締役兼専務執行役員 村上喜堂(よしたか)最高リスク管理責任者(CRO)業務検査室、総務部、情報システム部、広報室担当●取締役兼常務執行役員 大西敏夫最高技術責任者(CTO)技術部、管理事業部担当●取締役常務執行役員 斉藤伸一最高財務責任者(CFO)経理部、人事部担当監査役は、再任の谷川和郎氏のほか、難波廣宜氏と清原健氏が新任された。難波氏は住友火災海上特別顧問から同社へ。清原氏は弁護士(ジョーンズ・デイ法律事務所パートナー)。