アストンマーチン DB9 が進化…目指したのは「究極のグランドツアラー」

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アストンマーチンは28日、『DB9』シリーズの改良モデルを発表した。エクステリアのリファインやハンドリング性能の向上に取り組んだ。

DB9シリーズは同社のグランドツアラーとして、2003年にデビュー。クーペとオープン仕様の「ヴォランテ」の2タイプを設定する。世界的に販売は好調で、歴代アストンマーチンとしては、最も成功したモデルとなった。

今回の改良では、外観をリファイン。フロントマスクは、ブライト仕上げのグリルや新デザインのバンパーで、イメージチェンジを図った。20インチのアルミホイールやシルバーのブレーキキャリパー、クリア化されたテールランプも新しい。

注目すべき点は、足回りで、サスペンションに新開発の「ADS」(アダプティブ・ダンピング・システム)を採用した。さらなる快適性と運動性能の両立を狙う。アストンマーチンによると、スポーツモードでは、ハンドリング特性がシャープな味付けに変化するという。

エンジンは、6.0リットルV型12気筒ガソリンを引き続き搭載。最大出力470ps、最大トルク61.1kgmを引き出し、0-96km/h加速4.6秒、最高速305km/hと、卓越したパフォーマンスを披露する。

新DB9シリーズは、7月から欧州での販売がスタート。英国での価格は12万2445ポンド(約1650万円)からだ。アストンマーチンのウルリッヒ・ベッツCEOは、「新しいDB9は、デザイン、クラフトマンシップ、パフォーマンスを、さらに進化させた究極のグランドツアラー」と、自信たっぷりのコメントだ。

《森脇稔》

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