ボッシュは25日、経済性や環境対応で注目されている電動アシスト自転車用の新型高性能電動システムに参入すると発表した。ボッシュは、ドレルインダストリーズに属するサイクリングスポーツグループ(CSG)のトップブランド「キャノンデール」とシステムを共同開発する。
ボッシュ電動自転車用製品グループは、ロイトリンゲン(ドイツ)に新たに設置する。システムのコンポーネントは、センサを備えたドライブユニット、充電器付きバッテリーパック、ハンドルバーに取り付けられた制御コンピューターで構成する。バッテリーパックは、ボッシュの小型バッテリー充電式ドライバードリル「Ixo」で使用しているリチウムイオン電池技術を採用する。
キャノンデールは、ボッシュの電動システムを搭載した初の電動自転車を今年9月初旬にドイツのフリードリッヒスハーフェンで開催される国際自転車見本市「Eurobike」で発表する。