トヨタが2009年の東京モーターショーで披露した小型FRスポーツ、『FT-86コンセプト』。その市販モデルの北米での車名は、『FR-S』が有力だという。これは、米国の複数のメディアが報じたもの。報道によると、トヨタは5月27日、米国とカナダでFR-Sの名前を商標登録。FR-Sとは、「フロントエンジン・リアホイールドライブ・スポーツカー」の略だと見られる。FR-Sと聞けば、トヨタが2007年7月まで生産していた2シーターミッドシップオープンスポーツ、『MR-S』を連想する人も多いはず。MR-Sとは、「ミッドシップ・ラナバウト・スポーツ」の略だった。このMR-S、“MR-S”のネーミングで販売されたのは日本のみ。海外では、『MR2』の名前が使われた。ただし、旧MR2と区別するため、北米では『MR2スパイダー』、欧州では『MR2ロードスター』を名乗った。それだけに、北米でのFR-Sのネーミングは、現地では新鮮に映る可能性もある。FT-86コンセプトは、その市販モデルが日本では2011年初頭に発表されるとの噂。日本での車名も、FR-Sとなるのだろうか。
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