三井造船、船舶運行管理システムをトヨフジ海運の22隻に搭載

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三井造船は16日、トヨタ自動車の子会社のトヨフジ海運から船舶の運航モニタリングサービス『フリート・モニター』を受注し、22隻の船舶に搭載を完了した。

フリート・モニターは、船舶の航海・船舶機関データを自動収集し、三井造船の運営するインターネット上のポータルサイトにインマルサット経由で、データ転送するシステム。トラックの運行管理システムの船舶バージョンだ。

運航管理会社・監督官は、インターネットを利用して船舶から転送された船舶の運航状況や船舶機関の運転状態のデータを、ほぼリアルタイムで確認できる。

また、船舶でも陸上と同様に各種データを閲覧でき、燃費計測表示機能を使用して、燃料消費量、気象・海象情報をリアルタイムに確認できるようにすることで低燃費運航を支援する。

三井造船は、フリートモニター搭載後、1年程度の就航データを蓄積した上で、データを用いた実海域性能の推定、経年変化のシミュレーションを実施する予定。船舶の性能に応じた航海計画策定の支援や修繕業務を最適化するサービスも展開する。

《レスポンス編集部》

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