トヨタ自動車の英国車両生産拠点、トヨタ・マニュファクチャリングUK(TMUK)は7日、英国における累計生産台数が300万台に到達したことを明らかにした。第1号車出荷から、18年で打ち立てた記録だ。
トヨタの英国バーナストン工場は、トヨタの欧州における最初の現地生産工場として、1992年12月に稼働。生産第1号車は、『カリーナE』(日本名:10代目『コロナ』)だった。それから9年後の2001年4月、累計生産台数100万台を達成した。
2005年10月には、累計生産台数は200万台をクリア。それから4年半後の2010年6月、累計生産台数が300万台に到達した。
記念すべき300万台目は、『オーリス』のアイドリングストップ付き1.33リットル車。TMUKの小島勝憲社長は、「累計生産300万台は、トヨタの現地化推進の証」とコメントしている。
英国バーナストン工場では現在、オーリスと『アベンシス』を生産中。間もなく、欧州トヨタ初の現地生産ハイブリッド、『オーリスHSD』の生産がスタートする予定だ。