電子情報技術産業協会は、4月の民生用電子機器国内出荷実績を発表した。
民生用電子機器の4月の出荷金額は前年同月比26.8%増の2562億円と9か月連続でプラスとなった。分野別では、映像機器国内出荷金額が同32.5%増の1865億円と11か月連続プラスとなった。音声機器国内出荷金額は同1.9%増の168億円と3か月連続でプラスとなった。カーAVC機器国内出荷金額は同18.%増の529億円と7か月連続で前年を上回った。新車販売が好調に推移したのに伴ってカーナビやカーAVの販売も伸びた
自動車関連製品の出荷台数では、カーオーディオはカーステレオ本体(カセット)が、同79.2%増の1万1000千台、カーCDプレーヤが同41.2%増の34万8000台となった。カーカラーテレビは同54.1%増の3万8000台と3か月連続でプラスとなった。カーDVDは同104.4%増の2万3000台と2倍以上の伸び率となった。
カーナビゲーションシステムは同25.7%増の42万9000台、と11か月連続で前年を上回った。ソース別構成比は、CD/DVD-ROMタイプが7.9%、HDDタイプが43.0%、フラッシュメモリその他が49.1%とフラッシュメモリタイプが最も高い比率となった。
ETC車載ユニットは同66.7%減の21万2000台と6か月連続で前年割れとなった。前年に高速道路のETC割引で特需が発生した反動が現れたかっこうで、ETC車載器だけが落ち込んだ。