タタ、インド市場最高燃費のセダン発売

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インディゴe-CS
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インドのタタモーターズは19日、『インディゴe-CS』をインド国内で発売した。燃費は23.03km/リットルで、インド市場のセダンとして、最高の燃費性能を掲げる。

インディゴは2002年、インドでリリース。ベストセラー小型ハッチバック、『インディカ』のセダン版に当たる。

インディゴe-CSは、インディゴのプラットホームを活用した新型セダン。従来の『インディゴCS』の後継車種に位置づけられる。インディゴCSはインドのエントリーミッドサイズ分野で、2008年の発売以来、2年連続のベストセラーに輝いた人気車だ。

インディゴe-CSの開発テーマは、「インドで最も燃費のいいセダン」。新開発の1.4リットル直列4気筒コモンレールディーゼルエンジンは、23.03km/リットルの燃費を実現する。タタによると、この燃費性能は、インド国内で販売されるセダンとして、最高の数値だという。

また、1.2リットル直列4気筒ガソリンエンジンも用意。ガソリン、ディーゼルともに、インド13都市で適用されるBS4の排出ガス基準を満たす。

外観はサテンクローム仕上げのグリルやボディ同色バンパーが特徴。内装は明るいツートンベージュとし、Bluetoothハンズフリーシステムなど便利なアイテムが用意される。

新型インディゴe-CSは18か月の保証を付けて、インド国内412都市、239ディーラーを通じて販売。現地価格は、40万7000ルピー(約77万円)からだ。タタはこのインディゴe-CSで、インド最大手のマルチスズキを追撃する。

《森脇稔》

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