三菱ふそうトラック・バスは、中型トラック『ファイター』の大型仕様車を6月9日から発売する。
新型ファイターは、排気量7.5リットルの「6M60」型エンジンを改良、エンジン本体側の燃焼効率をさらに高めるとともに、DPF+尿素SCRでPMとNOxを低減する「BlueTecシステム」を新たに搭載する。PM、NOxの大幅低減と、燃費向上によるCO2削減を両立する。
これによって車両総重量11t車は、10月から施行となるポスト新長期に適合する。同社は、車両総重量12t超の大型トラックと大型路線バスでは、BlueTecテクノロジーをすでに採用、ポスト新長期規制に適合しており、規制対応車のラインナップを拡充する。
また、新型ファイターは、2015年度重量車燃費基準を車両総重量11tと14.5tの全車で達成している。
車型SKG-FK72FY、車両総重量11tの6MTショートキャブ仕様が785万8200円。