The 21st Meet The M.G.2010開催

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新西宮ヨットハーバー
  • 新西宮ヨットハーバー
  • 今回参加した中で最も古い一台、1930年式のMG M-type Midget(手前)、奥は福岡から参加のMG J2
  • 多数参加したMG TD
  • なかなかシックな色合いのMGA
  • MGB
  • 家族みんなで
  • MGミジェット達
  • MGF(手前4台)やMG RV8(一番奥)も参加

快晴に恵まれた15日、神戸M.G.カークラブが主催する『Meet The M.G.2010』が新西宮ヨットハーバー(兵庫県西宮市)及び六甲山周辺で開催された。

神戸M.G.カークラブは、1987年に設立され、近畿を中心に全国で約50名の会員を有するという。

この日、会場となった新西宮ヨットハーバーに集まったMGは約40台。古くは1930年の『M-type Midget』から1999年の『MGF』まで非常にバラエティに富んだ顔ぶれが印象的であった。

また、このイベントでは“ロッカーカバーカーレース”というレースが毎年開催される。これは、エンジンのロッカーアームを覆っているカバー(タペットカバーともいう)に車輪を付け、坂をころがして競走するゲームで、2台ずつのトーナメント方式にて競われる。今回も20台近い参加者を集め、オイルキャップ部分に人形を乗せる者、ダンパーを装着することにより走行性能を向上させる者など様々な趣向が凝らされ、参加者はもちろんのこと、見学している女性や子供たちも楽しんでいた。

その日の午後は60km程のツーリングが用意されており、参加車、特にオープンタイプのモデルは新緑の六甲のワインディングロードを気持ちよく楽しんだ様子である。そのツーリングにはそのコースを通らないとわかりにくい地名や区間距離などいくつかクイズが用意されており、ただ単に走るというだけではなく、そこに参加した全員が楽しめるような工夫がなされ、そのためか、他のイベントよりも家族連れでの参加が多く見られた。

主催者によると来年も同時期に開催の予定であるという。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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