オートバックスセブンが発表した2010年3月期の連結決算は、営業利益が前年同期比99.8%増の101億7100万円と倍増した。
売上高は同10.1%減の2329億3600万円と減収だった。ETC特需などもあって一部カー用品は順調だったものの、ホイールやスポーツ用品が低迷したほか、米国事業と二輪車用品事業からの撤退などが影響した。
損益では、海外子会社整理に伴う販売費・一般管理費の減少、広告宣伝費などの削減の効果で経常利益は同79.3%増の117億5700万円だった。最終利益は58億6500万円と黒字に転換した。
今期の業績見通しは、売上高が同3.0%減の2259億円、営業利益が同4.2%増の106億円、経常利益が同5.5%増の124億円、最終利益が同4.0%増の61億円。