【シトロエン C3 日本発表】お母さんの丸みからお母さんの強さへ

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プジョー・シトロエン・ジャポンは6日、2代目となる新型シトロエン『C3』を日本でも発表、同日より発売を開始した。価格は209万円から。

新型C3をデザインするにあたり最も重要だったのは、初代C3のユーザーをそのまま2代目C3に乗り継いでもらうことだった、と話すのはシトロエンデザインセンターのデザインディレクター、オレグ・ソンさん。

「ユーザー調査の結果によると、初代は若い女性に人気で、どちらかというと男性にはそれほどではなかったのです。そこで新型は、(初代のイメージを残して)若い女性はそのままに、そしてダイナミックさを表現することでさらに男性ユーザーを取り込むようデザインしています」という。因みにソンさんは初代C3のデザイナーでもある。

ソンさんは初代のデザインについて、少々個人的な話だが、と前置きしたうえで、「初代をデザインした時は妻が妊娠をしていて、そのお母さんのおなかの丸みや、胎児を保護する感じがデザインに表れたのではないかと思うのです。それで女性に人気が出たのかもしれない」という。

「守ってくれるような女性らしさの丸みが初代にはありましたが、2代目はお母さんの強さみたいなのが表れているでしょう」と笑った。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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