プジョー・シトロエン・ジャポンは6日、2代目となる新型シトロエン『C3』を日本でも発表、同日より発売を開始した。価格は209万円から。
新型C3をデザインするにあたり最も重要だったのは、初代C3のユーザーをそのまま2代目C3に乗り継いでもらうことだった、と話すのはシトロエンデザインセンターのデザインディレクター、オレグ・ソンさん。
「ユーザー調査の結果によると、初代は若い女性に人気で、どちらかというと男性にはそれほどではなかったのです。そこで新型は、(初代のイメージを残して)若い女性はそのままに、そしてダイナミックさを表現することでさらに男性ユーザーを取り込むようデザインしています」という。因みにソンさんは初代C3のデザイナーでもある。
ソンさんは初代のデザインについて、少々個人的な話だが、と前置きしたうえで、「初代をデザインした時は妻が妊娠をしていて、そのお母さんのおなかの丸みや、胎児を保護する感じがデザインに表れたのではないかと思うのです。それで女性に人気が出たのかもしれない」という。
「守ってくれるような女性らしさの丸みが初代にはありましたが、2代目はお母さんの強さみたいなのが表れているでしょう」と笑った。