フェラーリは1日、「上海エキスポ2010」の開幕に合わせて、公式ウェブサイト『Ferrari.com』を中国語表記に対応させた。
現在、Ferrari.comはイタリア語、英語、日本語の3か国語に対応。中国でのフェラーリファンの増加に合わせて、フェラーリは第4の言語として中国語を指名した。
フェラーリは1993年、中国で第1号車を納車。正規ディーラーを開設したのは、2004年だ。2009年は、年間200台以上を販売。現時点で、中国国内には北京、上海など10か所に、ディーラーネットワークを構築している。
また2008年には、フェラーリオーナーズクラブが発足。2005年には、中国のフェラーリユーザーを対象にしたドライビングレッスンも開始した。2009年には『599』の中国限定車を発売。今年4月の北京モーターショーでは『599GTO』をワールドプレミアした。
今回、公式サイトの中国語対応を図ったことで、中国市場を重視するフェラーリの姿勢は、いっそう鮮明になったといえる。