23日にプレスデー初日を迎えた北京モーターショー。中国の独立系大手自動車メーカー、吉利は、出品モデル数39台、しかもその過半数がコンセプトカーや将来の市販を視野に入れた参考出品車と、これまでにも増して力の入った展示を見せていた。以前はネタとしか思えないようなクルマを出すこともあった同社だが、今回はそのようなクルマはめっきり減った。2ドアスポーツのコンセプトカー『全球鷹(グレーグル)GS』などは、日韓欧米の自動車メーカーと遜色のないフィニッシュ。そのGSを含め、多くの未来的モデルが2013年までというやや非現実的なローンチを謳っていたり、小型4人乗りEVの『EK-I』のインテリアを見ると、なぜかシフトノブに5速マニュアルの表示があったりと、“吉利らしさ”を見せてくれる部分も多々あったが、それでもとくにコンパクトカーなどは進化の度合いが結構大きいように感じられた。一方、ブースではオープンデッキにマウンテンバイクを積んだライトトラックが展示されるなど、楽しげな演出も盛りだくさんだ。
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