【マセラティ グランカブリオ 発表】カスタマイズの妙も失わず

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マセラティの日本総代理店コーンズ・アンド・カンパンニー・リミテッドは、『グランカブリオ』のデリバリーを6月初旬より開始する。

マセラティ日本統括マネージャーのファブリツィオ・カッツォーニ氏は、グランカブリオのルーフ構造について、「軽量な5本のスチールアルミニウム・スポークで構成されています」と、重量増加を可能な限り抑える工夫をしていることを強調する。

またソフトトップのカブリオレの場合、車速を上げていくとルーフが膨らんでしまうバルーン効果が起きがちだが、グランカブリオではそれを極力抑えるデザインとなっているという。空気抵抗に関しても、床下をフラットにするなどして、オープン時のCd値:0.35、クローズド時:0.39という数字を実現したという。

グランカブリオの最大の特徴であるルーフの開閉は、窓の開閉にかかる8秒間を含めて、28秒で可能。30km/hまでなら走行中の開閉も可能だ。

ルーフカラーは6色、エクステリアカラーは14色(9色が標準、5色がオプション)。これに加えホイールやプレーキキャリパーのカラーの選択により、2000以上の組み合わせが実現する。いっぽうインテリアに関して既存仕様にレザーの色が新たに2色追加され、モールディングに関しても3つほど新しいものが追加されている。

カッツォーニ氏はプレゼンテーションで、幅広いユーザーの要望に答えられるためのシステムが整っていることを強調した。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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