ホンダ ガスパワー発電機:どこに置いとくのよ、を解決するデザイン

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エネポEU9iGB
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ホンダはガスパワー・インバータ搭載発電機『エネポEU9iGB』を5月13日より発売する。『エネポ』は先般発売されたガスパワー耕うん機、『PIANTA』(ピアンタ)同様、家庭用ガスコンロなどで使用しているカセットボンベを燃料として手軽に使用できる発電機を目指している。

その発電機をデザインする際、最初に考えるのは「どういったお客さんに売るか、だ」と、本田技術研究所(ホンダの開発部門子会社)汎用R&Dセンター開発室第1ブロックデザインGrの前田譲治さんはいう。

「エネポのように、一般のホーム—ユーザーで本当に何も知らない人を相手にする場合は、まず使いやすさ、それといまはモノがあふれている時代なので、どうやってこれを買ってもらえるかを考えました」とデザインをするにあたっての心構えを話す。

その“どうやって買ってもらうか”に関して、「発電機の場合、お父さんがこれを買いたいと言っても、奥さまはどこに置いとくのよと必ず言うでしょう。なので、その“どこに置いとくのよ”を解決しないと買ってもらえないのです」という。

一般のガス発電機は横長でサイズも大きい。そこでエネポのデザインは、「とにかく背を高くして収納性をめちゃくちゃ良くするための努力をしました。そうすることでなんとかお家に持って帰ってもらえるデザインになったかなと思います」。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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