ルノーは13日、欧州向けの『ラグナクーペ』に、「モナコGPリミテッドエディション」を設定した。スポーティ&エレガントな特別装備を採用した400台の限定モデルだ。
現行ラグナクーペは2008年9月、パリモーターショーで正式発表。ルノーはそれに先駆け2008年5月、F1モナコGPの場で、新型を披露した。同時にルノーのカルロス・ゴーン会長兼CEOが、新型を運転してカンヌ国際映画祭の会場へ駆けつけ、PRにひと役買った。
モナコGPと縁のあるラグナクーペに今回、その名を冠したモナコGPリミテッドエディションが登場。外観はパールホワイトのボディカラーを基本に、ルーフ、ドアミラー、アルミホイールをブラックで仕上げ、スポーティさを強調する。
インテリアは、上品なダークチャコールレザーを採用。シートには「モナコGP」のロゴが添えられた。ダッシュボードには、アクセントとしてホワイトトリムが入る。BOSE製10スピーカーオーディオ、起動時に画面に「モナコGP」のロゴが出現するナビゲーションシステムなど、装備もグレードアップされている。
エンジンは、ガソリンが3.5リットルV型6気筒(240ps)。ディーゼルは3.0リットルV型6気筒(235ps)と、2.0リットル直列4気筒(150/180ps)が選択できる。
モナコGPリミテッドエディションは6月から、欧州で限定400台を発売。フランスでの価格は、3万8800ユーロ(約490万円)からとアナウンスされている。