今シーズン限りでF1から撤退すると既に発表済みのブリヂストン。同社に代わる供給先をFIAが水面下で交渉中だが、その最有力と見られるフランスのミシュランは、単独サプライヤーには興味がないと語っている。
「もちろんF1に興味はあるが、やるなら正しい方法で参入する必要がある。われわれに競争は不可欠だ。単独タイヤサプライヤーになることは全く望んでいない。競争によって改善したタイヤテクノロジーを活かすことが重要だ。」
「例えば我々の新しいパイロット3ロードタイヤは、ル・マンの技術を応用している。そういったことがレースタイヤには必要なんだ。あとは地球環境の改善に役立つイベントなどは協力できるかもしれないがね」と、ミシュランのスポークスマンはコメントしている。