ブリヂストンは、北九州工場の生産能力を増強するための第2期工事を、当初の予定から3か月前倒しして4月から増産を開始した。
北九州工場は、建設・鉱山車両用大型・超大型ラジアルタイヤを生産する工場として2009年6月から操業を開始。世界的な鉱物資源の生産増加に伴って中長期的にも旺盛な需要が見込まれることと、顧客の要望により早く応えるため、第2期増強を早めて4月から増産を開始した。
北九州工場の生産能力は、第2期増強が完了する2012年下期には第1期増強分と合わせ、日産80tまで拡大する予定。
同社は今後も大型・超大型ORRを含む戦略商品を積極的に拡充して販売増を狙う。