マピオンは7日、インターネット地図検索サービス『マピオン』の月間利用者数が初めて1000万人を突破したと発表した。前年同月比で145%の成長となった。
マピオンでは日本全国の地図検索、旅行・観光地情報のほか、各種レジャー情報や天気予報など、地図情報と関連性の高いコンテンツを展開している。
2009年4月には地図の機能やデザイン、検索システムをリニューアルし、ユーティリティを大幅に高めたことで利用者数の増加に貢献、2010年3月の月間利用者数は前年比で145%増加、2008年3月比では2倍以上の成長となったことがわかった。
具体的な取組みとして、1500分の1の詳細縮尺を全国網羅し、書籍地図に近い質感を追求しフォントや色調を変更。地下鉄やJRの駅の出入口番号、高速道路のインターチェンジ名、コンビニエンスストアなど、乗り換えや通行時の目印となる情報をアイコンで分かり易く表現するなどした。2010年3月からは「地図の毎日更新」を開始、鮮度の高い情報を提供し利用者の増加につなげた。
また、オープンソースの全文検索システム「Apache Solr(ソーラ)」を採用したことで、3600万件の住所データや、1000万件の店舗・施設データ等の高速検索が可能となったほか、地図サイトでは異例の「絞り込み検索」の搭載により、利便性を高めている。
同社は「これからも1000万人超の『ユーザーの声』に真摯に応え、品質・利便性ともに優れたサービスの提供に努めてまいります」としている。