UHPタイヤといえば、超高性能スポーツカーに装着するタイヤを意味する。UHPというのは、ウルトラ・ハイ・パフォーマンスの略だ。
2010年にコンチネンタルが新発売した『コンチ・スポーツ・コンタクト5P』(CSC5P)の国際プレス試乗会がスペインはペルージャ近郊のサーキットで開催された。そこで実際に走ってみて、CSC5PはそんなUHPタイヤのベンチマークになり得るタイヤだと思った。
単にハイグリップなだけでなく、ポルシェ『911カレラS』を駆ってサーキットを全開で20周以上走ったが、熱ダレが少なくラップタイムの落ちが小さいタイヤだということを確認した。
CSC5Pは18インチ以上のサイズしか用意されない超UHPだが、それ以下のサイズはCSC5として2011年に登場する予定だ。