フォード中国新車販売84%増、過去最高…1-3月実績

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フォードモーターは1日、中国における2010年第1四半期(1 - 3月)の新車販売の結果を公表した。総販売台数は15万3362台で、前年同期比は84%増の驚異的な伸び。第1四半期としては、過去最高の結果を残した。

フォードブランド単体では、前年同期比75%増の8万8084台をセールス。『フォーカス』が3月単月で、前年同月比47%増の1万4793台を販売し、牽引役を果たした。このフォーカスは2010年3月、中国現地生産が50万台を達成したばかりだ。

『フィエスタ』も3月、7448台を販売する好調ぶり。これは3月に1.3リットル直列4気筒エンジン搭載の4ドア仕様を追加したのが大きい。フィエスタは2010年の中国発売以来、累計セールスが6万6810台に到達。このほか、『モンデオ』は今年第1四半期、前年同期比48%増、『S-MAX』は56%増を記録した。

また、フォードの中国合弁、長安フォードマツダの2010年第1四半期累計生産台数は、10万8131台。旺盛な需要を背景に、前年同期比89%増をマークした。さらに、フォードの中国商用車合弁、江鈴汽車も、2010年第1四半期に4万1300台を販売。『トランジット』が64%増の1万1438台を売り上げた。

フォードモーター中国のロバート・グラジアーノ会長兼CEOは、「フォード車のクラストップレベルの品質、燃費、安全性などを、顧客は高く評価している」と、販売好調に自信をのぞかせている。

《森脇稔》

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