GMは1日、3月の新車販売の結果を明らかにした。総販売台数は18万8546台で、前年同月比は20.6%増。3か月連続で前年実績を上回った。
「シボレー」「キャデラック」「GMC」「ビュイック」の主力4ブランドの中では、シボレーが13万3165台を販売し、前年同月比は40.6%の大幅増。GMCも44.9%増の2万7648台、ビュイックも75.8%増の1万2954台、キャデラックも41.8%増の1万1639台と、いずれも高い伸びを見せる。
シボレーブランドの乗用車系では、『マリブ』が前年同月比20.2%増の1万7750台と牽引。『インパラ』は23.3%増の1万5594台、『コバルト』は30.1%増の1万0316台、新型『カマロ』も8904台と好調だ。
シボレーブランドのライトトラック系(ピックアップトラック/SUV/ミニバン)では、主力の大型ピックアップトラック、『シルバラード』が前年同月比27.1%増の2万9886台をセールス。クロスオーバー系も人気で、『エクイノックス』が193.6%増の1万2805台を販売している。
GMCブランドも、クロスオーバーが人気。『アカディア』が前年同月比36.6%増の6824台、新型『テレーン』が4885台を登録。キャデラックブランドでは『SRX』が550.2%増の4090台、ビュイックブランドでは『エンクレイブ』が41.5%増の4519台と、中型サイズのクロスオーバーがいずれも人気だ。またビュイックは、セダンの『ラクロス』が、236.3%増の6054台と好調に推移している。
GMのスーザン・ドチェルティ副社長は、「3月の結果は、我々の成長プランに見合うもの。顧客は品質、安全性、燃費、リセールバリューなどの理由から、GMの新型車を選んでいる」と、コメントしている。