【ニューヨークモーターショー10】シボレー クルーズに「エコ」グレード

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シボレー クルーズ エコ
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GMは28日、シボレー『クルーズ』の2011年モデルに設定される「エコ」グレードの概要を明らかにした。実車は、31日に開幕するニューヨークモーターショーで披露される。

新型クルーズは、2008年10月のパリモーターショーでデビュー。GMの世界戦略小型セダンに位置づけられる。ボディサイズは全長4598×全幅1797×全高1477mm、ホイールベース2685mmとコンパクト。すでに欧州や中国を含むアジア市場で販売されている。

GMは、新型クルーズを『コバルト』の後継車として米国投入。2009年12月のロサンゼルスモーターショーでは、米国仕様が初公開された。生産は、米国オハイオ州ローズタウン工場が担当。現地ではトヨタ『カローラ』やホンダ『シビック』がライバルだ。

今回発表されたエコグレードは、走行抵抗を徹底的に減らし、燃費性能を追求したモデル。車高はローダウンされ、17インチのグッドイヤー製低転がり抵抗タイヤを装着。アルミホイールも専用の軽量デザインだ。

エアロダイナミクス性能も引き上げられ、リアスポイラー追加やアンダーフロアのフラット化を実施。フロントのロワグリルは、高速域で閉じ、低速域で開く可変式とした。

エンジンは1.4リットル直列4気筒ターボ「エコテック」。米国EPA(環境保護局)予想燃費は、高速で17km/リットルと優秀だ。GMのジム・キャンベル副社長は、「クルーズエコは、ハイブリッド車並みの燃費性能を、競争力ある価格で実現するモデル」と自信を見せている。

新型クルーズは今夏に、米国で販売開始。エコグレードは2011年モデルとして、年内にラインナップへ加わる予定である。

《森脇稔》

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