東洋ゴム、リトレッドタイヤの生産を非連結子会社に集約

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東洋ゴム工業は24日、リトレッドタイヤ(更生タイヤ)需要の拡大に対応するため、非連結子会社のサッポロトーヨーリキャップの事業を、トーヨーリトレッドへ4月1日付で移管すると発表した。

リトレッドタイヤは、省資源、省エネルギー、CO2削減効果などによって輸送事業者の環境経営やコスト低減に貢献するため、ここ数年需要が高まっている。トーヨーリトレッドが生産する製品は現在、グループ販売会社であるトーヨータイヤジャパンで取り扱っている。

今後、需要の伸びが期待できるリトレッドタイヤ市場の拡大に対応するため、グループとして製品の品質向上・生産性の改善を図り、コスト削減をより徹底させるため、これまで分散していたリトレッドタイヤ事業をトーヨーリトレッドへ集約する。

事業譲渡後、サッポロトーヨーリキャップは6月に解散するが、生産はトーヨーリトレッドの小樽工場として継続していく計画だ。

《レスポンス編集部》

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