米国トヨタ販売は16日、サイオン『xB』(日本名:トヨタ『カローラルミオン』)の2011年モデルを発表した。アグレッシブなスタイリングと使い勝手を増したインテリアが特徴だ。
xBは、トヨタの米国における若者向けブランド、サイオンのエントリーモデル。初代は日本仕様の『bB』と共通だったが、2代目からはカローラルミオンがベースとなった。
2011年モデルでは、外観をリフレッシュ。前後バンパー、グリル、ヘッドライト、テールライトを変更して、新鮮さをアピールする。とくにハニカムグリルと大型エアインテークを備えたフロントバンパーの組み合わせは、アグレッシブな雰囲気だ。
インテリアは、快適性と利便性の向上に重点を置いたアップグレードが施された。フロントシートはデザインを変更すると同時に、スライド式アームレストを装備して、快適性がアップ。前後のシート地は、ライトグレー&ブラックに一新された。新デザインのステアリングホイールには、チルト&テレスコ機能が付く。メーターは、時計と外気温計を独立させるなどして、視認性が引き上げられた。
2011年モデルのサイオンxBは、3月後半から全米で販売開始。価格は1万6000ドル(約145万円)からと、従来の150ドル(約1万3500円)高に抑えている。