日立オートモティブシステムズは、2007年7月に発売したタクシーなどの業務車両向けのカーナビゲーション「Solid Navi」と連動し、車両の走行情報を解析する運行実績解析ツール「Solid Guardian」を4月から発売する。
解析ツールを活用することで、業務車両の運行情報や速度の変化などの分析、安全運転やエコ運転を評価して指導に役立てることが可能となる。
新製品は、業務車両向けカーナビゲーションがUSBメモリに取得・蓄積した車両の走行情報ログの解析を行うソフトウェアツール。ナビとの組合せにより、車両に新たな装置を付加することなく、運転手向けの運転日報の作成・印刷や運行・運転状況の自己分析などを行う機能がある。管理者向けでは、運転手と車両のマスター情報管理機能、全運行データの解析とそれによる運転手評価を支援する機能、システムデータのバックアップ・リストアなどを行うシステム管理機能などを利用することができる。