フォードモーターは9日、インド市場で新型車『フィーゴ』(FIGO)の販売を開始した。動画共有サイトでは、その商品特徴を紹介したPR映像が公開されている。新型フィーゴは2009年9月、インドで初公開。欧州Bセグメントの人気車種、『フィエスタ』をベースに、専用内外装を採用したインド向けの戦略コンパクトだ。フィーゴとは、イタリア語で「クール」(カッコイイ)を意味する。新型フィーゴは、フォードのデザイン言語、「キネティック」に従って設計。タイヤはできるだけボディ四隅に配置し、前後のオーバーハングを短縮したダイナミックで躍動感あるフォルムが特徴だ。クラス最大級の2489mmのホイールベースが、ワイドな室内空間を実現。トランク容量は、284リットル(VDA計測法)を確保している。エンジンは1.2リットル直列4気筒ガソリン(71ps、10.4kgm)。トランスミッションは5速MTで、0-100km/h加速は15.5秒、燃費は15.6km/リットルだ。オプションで、1.4リットル直列4気筒ディーゼル「デュラトルク」(69ps、16.3kgm)を用意。トランスミッションは5速MTで、0-100km/h加速は15.8秒。燃費は20km/リットルと経済性が高い。フィーゴのグレード構成は、下から「LXI」「EXI」「ZXI」「チタニウム」の4タイプ。LXIのガソリン車は、34万9900ルピー(約70万円)という競争力ある価格設定が売りだ。激戦のインド市場において、広い室内スペースや使い勝手に優れるトランク、充実した装備などをアピールした映像は、動画共有サイトで見ることができる。
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