北米日産は10日、インフィニティ『G37』(日本名:日産『スカイライン』)に、「アニバーサリーエディション」を設定した。インフィニティブランドの誕生20周年を記念した限定車だ。
この限定車は、セダン、クーペ、コンバーチブルの3ボディに用意。セダンは「ジャーニー」「AWD」、クーペは「ジャーニー」、コンバーチブルはベースグレードが基本となる。
ボディカラーは、グラファイトシャドウと呼ばれるシルバー。グリルはミッドナイトブラック塗装となり、フロントリップスポイラー、専用アルミホイールを装備する。さらに、コンバーチブルを除いて、リアスポイラーを追加。クーペとコンバーチブルには、スポーツサイドシルが装着された。
室内は、豪華なモナコレッドレザー張り。ダッシュボードやドアトリムには、専用パネルが装備される。セダンはアルミ「書道」パネル、クーペ&コンバーチブルはレッドトーンメープルだ。プレミアム&ナビゲーションパッケージも標準化。コンバーチブルの前席は、空調機能付きとなる。
セダンのAWDを除いて、4輪アクティブステアを採用。セダンとクーペには、スポーツパッケージが追加される。エンジンに変更はなく、3.7リットルV型6気筒と7速ATの組み合わせだ。
アニバーサリーエディションは、セダン350台、クーペ&コンバーチブル各200台の合計750台を、4月半ばから販売開始。現地価格は4万3350ドル(約395万円)からだ。インフィニティブランドのBen Poore副社長は、「限定車はブランドのフィロソフィー、インスパイアード・パフォーマンスを表現したもの」と語っている。