【三菱 RVR 新型発表】コンセプトcX のイメージをこのクラスで表現

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三菱自動車が発表、発売した『RVR』のデザインは2007年の東京モーターショーに出品された『Concept-cX』(コンセプトcX)のデザインをモチーフとしている。

RVRはコンセプトcXよりもサイズをアップしており(cXは全長4100mmなので約200mmほど全長は伸びている)、デザイン本部デザイン部エキスパート、金澤秀晃さんはその要因として3つあげた。

「ひとつは必要十分な居住空間と荷室容量の適正なサイズ感はどのあたりかということ」、「2つめはプラットフォーム戦略。『アウトランダー』のプラットフォームは安全性能的にも高いレベルにあるのでこれを共用することで、より良いものを提供することが出来る」、「最後は空力。例えば、ルーフ長は長いほどCd値は稼ぎやすい」。

こういったことからアウトランダーのCセグメントのプラットフォームをキャリーオーバーしようというところに行きついたという。

そして、「前進感とか、コンパクトな中にどれだけ凝縮感がある造形を盛り込もうかというところで、コンセプトcXが持っていた躍動感や俊敏なイメージを、実際のハードポイントと重ね、この車格、サイズ感なりに再現しようとしたのがRVRなのです」と新型RVRのデザインモチーフについて語った。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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