北米マツダは2日、2月の米国新車販売の結果を明らかにした。総販売台数は1万7054台。前年同月比は4%増となり、4か月連続で前年実績を上回った。
乗用車系では、主力車種の『マツダ3』(日本名:『アクセラ』)が前年同月比29.4%増の8215台と牽引。2月としては、2007年の記録を超える過去最高の販売台数を記録した。
しかし、マイナーチェンジ直前の『マツダ6』(日本名:『アテンザ』)は、前年同月比30.9%減の2427台と後退。モデル末期の『マツダ5』(日本名:『プレマシー』)も、12.5%減の1975台と苦戦した。
ライトトラック(ピックアップトラックやSUV)系では、北米専用大型SUVの『CX-9』が、前年同月比22%増の2014台と回復。『CX-7』も14.1%増の1796台と、引き続き好調だ。
2月のマツダの米国販売の内訳は、乗用車系が前年同月比1.9%増の1万2998台、ライトトラック系が11.4%増の4056台。2010年は新型マツダ5とマイナーチェンジを受けるマツダ6の米国投入が予定されており、マツダの米国販売にとって追い風となりそうだ。