【ルノー ルーテシアRS 登場】右ハンドルのハンディはもうない

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ルノー『ルーテシア・ルノースポール』(ルーテシアRS)は右ハンドルで、基本的にはイギリス仕様を輸入しているという。

その点についてルノージャポン広報室の佐藤渉さんは、「ルノー・スポールが一番売れているのはイギリスなのです。従って、ルノー・スポールも開発をするにあたってのターゲットはイギリスとなっています」と話す。

左ハンドルのモデルを右ハンドルにすることで、色々な問題点も過去にはあった。しかし、「ルノースポールに関しては右がボリュームとしては主なので、そういったことはないと思います」という。

「もちろんフランスを含めヨーロッパ諸国で売らなければならないことを考えると当然左もちゃんとやっていますが、一番売れている市場をスポイルするわけには行かないので、どんなに控えめに見積もっても右と左の開発する力配分は同じ、もしくは右の方が大きいかもしれない」と語る。

その理由として、「『メガーヌ・ルノースポールR26R』の開発にはイギリスの雑誌、『オートカー』がかんでいました。オートカーにフィーリングを聞いたりしてあのクルマを仕立てて行ったのです。完全に右ハンドルありきで、イギリスの市場を意識していることがわかります。その方向性がR26Rだけではないだろうと考えると、左右のハンドル位置の差みたいなものは、その後のルノースポールにはもうないと思うのです」と明かした。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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