古河電工、架橋ポリエチレンのリサイクル技術をライセンス供与

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技術の内容と特徴
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古河電気工業は19日、電線、ケーブルの被覆材や送水パイプなどに広く用いられている架橋ポリエチレン(XLPE)の廃材から、熱可塑性の再生材を製造する独自のリサイクル技術について、他の企業にライセンス供与と技術援助していくと発表した。

架橋ポリエチレンは加熱しても溶けにくい性質を持つため、再加工が難しく、これまでサーマルリサイクルや埋め立て処理をされてきた。同社の独自技術を利用してできた再生材をマテリアルリサイクルすれば、サーマルリサイクルと比較してCO2排出量が70%以上削減できる。

同社はこの技術をリサイクル業者などを中心として幅広く提供していくことで、CO2排出量や産業廃棄物の削減に貢献していくとしいている。

《レスポンス編集部》

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