メルセデスベンツの世界販売16.6%増 、EとSが牽引…1月実績

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ダイムラーは4日、メルセデスベンツ乗用車(スマートを含む)の1月世界セールスの結果を発表した。総販売台数は7万2600台で、前年同月比は16.6%増。3か月連続で前年実績をクリアした。

ブランド別では、メルセデスベンツが前年同月比24.3%増の6万7000台、スマートが33%減の5600台。メルセデスベンツブランドでは、新型『Eクラス』が引き続き好調だ。

新型Eクラスセダンの1月世界販売は、1万3900台。米国で3800台、中国で2300台、ドイツで1200台を販売するなど、好調さが持続している。

2009年にマイナーチェンジを受けた『Sクラス』も、4300台を販売し、前年同月比は50%増と伸びた。中国では46%増の1300台をセールス。米国では57%増、ドイツでは75%増となるなど販売台数を伸ばしている。

また『Cクラスセダン』は、1万5000台を販売。米国では前年同月比33%増の4000台、中国では前年同月比2倍となる1700台を売り上げた。

市場別では、アジアパシフィックエリアが前年同月比87.3%増の1万6700台と、米国の1万5000台、22.3%増を上回る勢い。とくに香港を含む中国では146.6%増の8400台をセールスした。西欧は5.3%減の3万2300台。そのうち、ドイツではスクラップインセンティブの終了により、20.8%減の1万0300台と落ち込んだ。

ダイムラーのJoachim Schmidt販売担当副社長は、「市場別では北米やアジアパシフィック、モデル別ではEクラスやSクラスの好調により、2010年は素晴らしいスタートが切れた」と語っている。

《森脇稔》

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