日本電産トーソク第3四半期決算…営業増益 CVT関連の受注好調

自動車 ビジネス 企業動向

日本電算トーソクが発表した2009年4 - 12月期(第3四半期累計)の連結決算は、経常利益が前年同期比10.4%減の11億2600万円だった。

売上高は同10.2%減の171億5800万円だった。自動車部品事業はCVT用コントロールバルブなど受注は順調に推移したが、システム機器事業が低迷し、2009年9月に半導体製造装置事業から撤退したことから減収となった。

営業利益は同10.6%増の14億1900万円と増益だった。

当期損益は半導体製造装置事業を廃止したことに伴い、たな卸資産と設備の廃却による特別損失を計上、3億0400万円の赤字だった。

通期業績見通しは上方修正した。売上高が同0.1%増の230億円、営業利益が同97.2%増の26億円、経常利益が同84.0%増の21億8000万円、当期純利益が同7.9%減の3億3000万円となる見通し。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

特集