小糸製作所が27日に発表した4-12月期(第3四半期累計)の連結決算は、営業利益が前年同期比88.2%増の170億2500万円と大幅増益となった。
売上高は同10.0%減の2839億5600万円と減収だった。主力の自動車照明関連事業が自動車生産台数の減少で減収となった。
収益は、減産幅が縮小したほか、工場の一時閉鎖や原価低減活動などのコスト削減の徹底などの効果で経常利益は同115.9%増の179億9900万円と大幅増益となった。
当期損益は保有債権の債務不履行による有価証券の売却損43億円と原本毀損による貸倒れ引当金121億円を計上したため、42億4600万円の赤字となった。