キアは18日、2009年の世界新車販売の結果を明らかにした。総販売台数は165万1920台で、前年比は20.1%増と大躍進を遂げている。
市場別では、中国が前年比69.9%増の25万6732台をセールス。地元韓国でも、30.4%増の41万2752台と伸びた。北米では11.3%増の34万6181台、西欧では7.7%増の24万2288台と、世界主要マーケットで前年実績をクリアした。
車種別では、Cセグメントに属する『セラトー』(市場によっては『スペクトラ』『フォルテ』)が、30万4295台とナンバーワンに君臨。Bセグメントの『リオ』が、17万7299台でこれに続く。
3位は小型SUVの『スポーテージ』で、17万2296台をセールス。4位は欧州向けハッチバック&ワゴンの『シード』で12万4389台、5位はAセグメントの超小型車『ピカント』で10万0355台を売り上げた。
キアのHyoung-Keun Lee社長は「2009年は逆風下にもかかわらず、世界すべての市場で販売を伸ばせた。燃費性能の良さやバリューフォーマネーの高さが評価されたものと思う」とコメントしている。