JAL経営破たん、ためたマイルは大丈夫?

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ボーイング747(資料画像)
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19日に会社更正法の適用を申請し、経営破たんとなった日本航空(JAL)。飛行機の運行は従来通り維持されるということだが、ユーザーにとって気になるのはこれまでためたマイルの行方。JALは同日、JALマイレージバンク会員宛にEメールで、貯めたマイルは保護されること、これまで通りマイルの利用ができることをアナウンスした。以下に全文を掲載する。

JALマイレージバンク会員各位

平素はJALグループをご利用いただき、厚く御礼申し上げます。

このたびは、JALグループ再生をめぐる一連の動きの中、お客さまには多大なるご心配をおかけしており、まことに申し訳ございません。

既に報道されておりますように、日本航空は、本日企業再生支援機構からの支援決定をいただきました。あわせて、短時間で確実な再生を行なうために、東京地方裁判所から会社更生手続きの開始決定を受けました。これにより事業の継続に必要な資金は確保され、さらに、事業を継続していくために、商取引債権とお客さまのマイレージは確実に保護されることになります。

今後ともJALグループ航空会社は安全かつ安定した運航を継続してまいります。お客さまの航空券、ご予約はそのままご利用いただけるとともに、新たなご予約も、引き続き承ります。他社運航のコードシェア便、JALで予約された他社乗り継ぎ便もこれまで通りご利用いただけます。またお持ちの株主優待券も、これまで通りご利用いただけます。

また、お客さまのマイレージは保護されるとともに、これまで通り、マイルをおためいただけます。また、お持ちのマイルは、これまで通り、特典に交換していただけます。既に交換済みの特典も、これまで通りご利用いただけます。JALマイレージバンク会員、JALカード会員の皆さまには、これまで通り、JALマイレージバンクのサービスをご利用いただきますようお願い申し上げます。

さらに、JALカード、ジャルパック、ジャルツアーズ、JALホテルズなどのグループ関連会社も、これまで通り営業いたします。

どうかご安心いただき、今後とも変わらぬご愛顧を賜りますよう、なにとぞ、よろしくお願いいたします。

平成22年1月19日
日本航空

《宮崎壮人》

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